「修身」オリジナル漢字デザインTシャツ

【商品説明】
「修身」オリジナル漢字デザインTシャツ

「修身（しゅうしん）」この二文字には、日本人がかつて「生き方の基本」として大切にしてきた理念が込められています。
自らを律し、人格を磨き、誠実に生きること。その積み重ねが家庭や社会、国家を良くしていくと考えられてきました。そうした日本人の精神文化を静かに伝える言葉です。

「修身」とは本来、古代中国の儒教思想に由来する概念です。
『大学』という儒教経典に記される「修身斉家治国平天下（しゅうしん・せいか・ちこく・へいてんか）」の冒頭に登場し、「まずは自分自身を修めて人格を高めることが、家族を整え、社会や国家、ひいては天下を安定させるための第一歩である」と説かれています。この思想は日本にも伝わり、武士道や庶民教育の中で「自己を磨くことは社会貢献につながる」という倫理観として根付いていきました。

明治時代になると、「修身」は国家の近代化とともに公式な教育科目となります。
1872年の学制公布後、学校教育において「修身科」が設けられ、「国家に役立つ立派な国民」を育成するための道徳教育として定着しました。特に1890年の教育勅語以降は、忠君愛国の精神、親孝行、家族への奉仕といった国家的道徳が「修身科」で教えられるようになります。授業では、国家や天皇への忠誠心を美徳とし、個人よりも集団への奉仕を尊ぶ価値観が子どもたちに教え込まれました。

こうした背景から、第二次世界大戦後、GHQ（連合国軍総司令部）は日本の軍国主義教育の再構築に着手。
「修身科」は戦前・戦中の国家主義教育の根幹と見なされ、1945年に廃止されました。GHQは、個人の自由や民主主義を重視する新たな教育方針のもとで、「修身」教科書の回収・廃棄を命じ、学校教育の中から「修身」という言葉そのものを排除したのです。こうして、「修身」は思想的・政治的な理由から封印された言葉となりました。

しかし本来の「修身」は、国家への忠誠を意味するものではありません。
自分自身を磨き、誠実に生きようとする個人の姿勢こそが、その本質です。

コットン100％で着心地が良く、しっくりくるシルエットで重ね着にも最適です。首裏にある内側タグは、プリントによるタグレス仕様なので、肌に当たってチクチクする不快感などもありません。ジェンダーレスなデザインなので、男性にも女性にもご利用いただけます。
※バックプリントはございません。


【サイズ】
S：着丈71.0 / 胸幅45.7 / 袖丈39.7
M：着丈73.7 / 胸幅50.8 / 袖丈43.2
L：着丈76.2 / 胸幅56.0 / 袖丈47.0
XL：着丈78.7 / 胸幅61.0 / 袖丈50.8
2XL：着丈81.3 / 胸幅66.0 / 袖丈54.6
3XL：着丈83.8 / 胸幅71.0 / 袖丈58.0
※サイズはcm表記となっております。
※生地の特性により、製品の採寸は最大5cm異なる場合がございます。


【素材について】
・綿100％製
・生地の重量：170~180g/m2
・オープンエンド糸
・筒状生地
・肩幅、襟部分はテーピング処理
・二本針縫いの袖、下部丈部分
・無地製品はホンジュラス、ニカラグア、ハイチ、ドミニカ共和国、バングラデシュ、またはメキシコ製


【発送について】
・商品のご注文からお届けまでは、11~22営業日ほどかかる場合がございます。お届け日数は予測であり、商品の処理数などに応じて変動する場合がございます。
・ギフト発送には対応しておりません。
・日時指定発送には対応しておりません。


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